愛して、芹沢さん
「ごめん、莉央ちゃん…もう無理かも」


「えっ、___」





そう言われた時、巻いていたバスタオルが外された。



「せ、芹沢、さんっ?…」


「我慢するつもりだったんだけど、その姿でこの至近距離は我慢の限界…ベッド行こ」




と抱きかかえられ、あっという間にベッドまで運ばれた。




そして、すぐに芹沢さんのキスが降ってくる。



ただでさえさっきクラクラしていたのに、こんな甘いキス…

もっとクラクラしてしまう。




「あ〜今日やばい……優しくできないかも」


「っ……大丈夫です」



芹沢さんになら乱暴に扱われても嬉しい。




「ごめん。もう本当に限界っ」



そう言われた次の瞬間には、芹沢さんの波に飲まれていた。
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