愛して、芹沢さん
あ、スマホ…!



電源落としたままだった。




急いで電源を入れると、芹沢さんから連絡が入っていて驚く。



着信履歴がすごいことに。





病院を出て電話をかけ直すと、すぐに繋がった。



『もしもし、莉央ちゃん?』


「電話ごめんなさい」


『繋がらなかったけど、どうかした?』


「…友達が倒れて、付き添いで病院に来てて…」


『それは大変だったね。もう大丈夫なの?』


「はい」


『じゃ、まだ病院?』


「そうです。今から帰るところで」


『じゃ、迎えに行くから待ってて?』





ということで、芹沢さんを待つことに。
< 210 / 483 >

この作品をシェア

pagetop