愛して、芹沢さん
「莉央ちゃんのことなら本気だよ。僕が守りたいと思ってる」
そう言ってくれた芹沢さんに胸が高鳴る。
「へ〜…莉央は?この人のこと好きなの?」
伊織からの刺さるような視線が痛い。
「…好き、だよ」
「は?彼氏っておっさんじゃん!あんた、莉央のこと騙してんじゃないの?だとしたら、許さないんだけど」
今にも飛びかかりそうな伊織にヒヤヒヤ。
なのに、芹沢さんは相変わらず冷静というか…平然。
「悪いけど、莉央ちゃんを君に返すつもりはないよ。こんなこと大人気ないかもしれないけど、君よりは確実に幸せにできる自信があるし、莉央ちゃんを思う気持ちも負けてるつもりはない」
「っ……んだよそれっ。…俺、莉央のこと諦めるつもりないんで。いつでも奪ってやりますよ」
「奪えるものならね?でも、莉央ちゃんを困らせることだけはしないでほしい。君の後悔に莉央ちゃんを利用しないであげて?」
「っ……」
そう言ってくれた芹沢さんに胸が高鳴る。
「へ〜…莉央は?この人のこと好きなの?」
伊織からの刺さるような視線が痛い。
「…好き、だよ」
「は?彼氏っておっさんじゃん!あんた、莉央のこと騙してんじゃないの?だとしたら、許さないんだけど」
今にも飛びかかりそうな伊織にヒヤヒヤ。
なのに、芹沢さんは相変わらず冷静というか…平然。
「悪いけど、莉央ちゃんを君に返すつもりはないよ。こんなこと大人気ないかもしれないけど、君よりは確実に幸せにできる自信があるし、莉央ちゃんを思う気持ちも負けてるつもりはない」
「っ……んだよそれっ。…俺、莉央のこと諦めるつもりないんで。いつでも奪ってやりますよ」
「奪えるものならね?でも、莉央ちゃんを困らせることだけはしないでほしい。君の後悔に莉央ちゃんを利用しないであげて?」
「っ……」