愛して、芹沢さん
違った…みたい。




「はあぁ〜…つらいな」


とボヤいた時、___






あ、嫌な予感…。



公園前を2人組の男性が通りかかると、わたしの存在に気づき公園内に入ってきた。




そのままわたしのほうへ真っ直ぐ歩いてくる。





「ね、1人?こんなところで何してるの?」


「…今から帰るので…失礼します」




そう言って立ち上がると、腕を掴まれた。




「君、よく見ると可愛いね!ちょうど俺たち暇しててさ〜ちょっとだけ遊ばない?」


「…結構です…」


「もしかして泣いてた?それなら楽しいところ連れて行ってあげるからおいで」




そう言うと強く腕を引っ張られる。
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