愛して、芹沢さん
「やっぱり無理だったんですよ。わたしが芹沢さんの彼女になるなんて……無理、だった…」
「莉央ちゃん…?それは違う」
「違うくないっ。だって芹沢さん…わたしに謝ってばっかり…。わたし、芹沢さんの謝る姿はもう見たくないんです…つらいんですっ」
「……莉央ちゃん…」
「あの日…芹沢さんと出会って好きになって…色々あったけど、すごく幸せでした。わたしの全ては芹沢さんで…これからどうしたらいいのかわからないけど……芹沢さんのそばにはもういられません」
「待って…。それって僕と別れるってこと?」
芹沢さんの瞳が揺れている。
違う、そう言ってほしそうな瞳で見てくる。
でも、違うくない。
「別れます」
そう笑顔を向けた。
芹沢さんは黙ったまま。
「あの、これ…」
と芹沢さんの前に封筒を差し出す。
「これ何?」
「莉央ちゃん…?それは違う」
「違うくないっ。だって芹沢さん…わたしに謝ってばっかり…。わたし、芹沢さんの謝る姿はもう見たくないんです…つらいんですっ」
「……莉央ちゃん…」
「あの日…芹沢さんと出会って好きになって…色々あったけど、すごく幸せでした。わたしの全ては芹沢さんで…これからどうしたらいいのかわからないけど……芹沢さんのそばにはもういられません」
「待って…。それって僕と別れるってこと?」
芹沢さんの瞳が揺れている。
違う、そう言ってほしそうな瞳で見てくる。
でも、違うくない。
「別れます」
そう笑顔を向けた。
芹沢さんは黙ったまま。
「あの、これ…」
と芹沢さんの前に封筒を差し出す。
「これ何?」