愛して、芹沢さん
次の日、伊織から連絡がきたのはお昼前のこと。
【これから会える?】とこれまた急なお誘い。
だけど、実家生活3日目ともなれば暇になってくる頃。
【準備できたら連絡する】と送信すると、軽く準備をして家を出た。
「莉央…」
玄関先で待っていたのはラフな格好をした伊織。
「伊織、あれから体調は大丈夫だった?」
「あ〜うん。それよりなんで急に帰ってきたわけ?」
「…春休み、だから…」
「ふ〜ん。あいつは?」
「あいつ?」
「…彼氏、だよ」
別れたこと、伊織に言うべきなのかな…?
「芹沢さんとはもう別れたから」
【これから会える?】とこれまた急なお誘い。
だけど、実家生活3日目ともなれば暇になってくる頃。
【準備できたら連絡する】と送信すると、軽く準備をして家を出た。
「莉央…」
玄関先で待っていたのはラフな格好をした伊織。
「伊織、あれから体調は大丈夫だった?」
「あ〜うん。それよりなんで急に帰ってきたわけ?」
「…春休み、だから…」
「ふ〜ん。あいつは?」
「あいつ?」
「…彼氏、だよ」
別れたこと、伊織に言うべきなのかな…?
「芹沢さんとはもう別れたから」