愛して、芹沢さん
さっきから何言ってるの?


いよいよ芹沢さんがダメになってしまった。




無理させたかな?



「とりあえず、早くベッドに行って横になりましょ?ね?」


「本当にいいの?」


「え?、___」


「ダメって言うなら今のうちだよ?」


「わたしなら大丈夫です」





あと少し洗い物も残ってたと思うし、芹沢さんは先に寝ててもらったほうが安心。




そう思い立ち上がると、なぜか芹沢さんに抱きかかえられ、ベッドまで運ばれた。





え、何この状況…!?





これって…雰囲気的に…アレ、だよね?



な、なんでっ!?




「せ、芹沢さん…」
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