愛して、芹沢さん
うっ…その話しまだ続いてたんだ…?






「ダメダメ。莉央ちゃんは門限が19時って決まってるからもう帰らせないと」





と芹沢さん。




門限が19時って…結構早い。





「19時!?早すぎだろ!それに20歳なのにまだ門限あるんだ?」


「可愛いから心配なんだって」


「ふ〜ん。それなら仕方ないね。じゃ、また今度誘うから、その時は遊ぼ?ね?」






顔を覗き込まれ息を飲む。






「新木、もう帰ったほうがいいんじゃない?このあと合コンって言ってなかった?」


「あっ、ほんとだ!次は芹沢も来いよ!じゃ、またねっ、莉央ちゃん」





バタバタと部屋を出て行き、一気に静まる。
< 349 / 483 >

この作品をシェア

pagetop