愛して、芹沢さん
「あの、芹沢「ごめんっ、今自分と葛藤してた」


か、葛藤!?




何と葛藤…?


やっぱり芹沢さんのことは読めないな〜。



「じゃ、気持ちが決まったら教えて?嫌だったら、ほんとに振ってくれていいからね?…じゃ、また」





と笑顔を見せた芹沢さんの手が頭に伸びてくると、ほんの一瞬だけ触れた。




っ…!!



ふ、触れられた?…



芹沢さんが触れた部分に手を持っていく。


あったかくて、大きな手だったな。





ドキドキドキ、___

どうしよう。



夢、じゃないよね?
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