愛して、芹沢さん
そう思うと嬉しくて再び涙が溢れた。




「それからこれ」




いつの間にか芹沢さんの手には溢れんばかりの花束が。






花束のボリュームに目を見開く。




「綺麗…っ」





花束を貰うのは初めて。




これまた感動。






花束を受け取り、その重さにも驚かされた。




その重さがわたしを思ってくれる重さな気がして嬉しい。






「あ〜緊張した〜」




レストランを出てすぐにそう言った芹沢さんに驚く。




だって、そんな素振り全然なかった…。
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