地味子な私が猫被りな御曹司と無表情な同級生にに溺愛されています。2

瑠斗さんの髪から手を引こうとすると腕を掴まれる。

「きゃっ…」

急に掴まれて驚いて声を上げてしまった。

「…もうなでなくていいの?」

る、瑠斗さん起きてたんだ…

私は恥ずかしくなって顔に熱が集まる。

「な、なでちゃっててすみません…。」

「なんで?逆にもっとなでて欲しいぐらい。」

え?なでていいの?

私はさっきのさわり心地が思った以上に気に入っていたようで少し欲が出る。

「なでても…いいんですか?」

「いいよ?」

私は嬉しくて瑠斗さんの髪に手を伸ばした。

「あ。ちょっと待って。」

瑠斗さんは別途をトントンと叩いて私に座ってという目で見る。

私は足をベッドから下ろして腰掛ける。

何するのかな?

私が座って待っていると

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