地味子な私が猫被りな御曹司と無表情な同級生にに溺愛されています。2

瑠斗さんが私の膝に頭を乗せた。

………!?!??!

「っ~!?!?」

私は驚いて声も出ず口をパクパクさせるだけだった。

「はい。なでていいよ?」 

待って待って?これって世に言う膝枕という奴なのでは?

私は初めての経験でキョドってしまう。

「ん?なでないの?」

そんな中でも私のなでたい欲が出てしまって瑠斗さんの髪を触る。

やっぱりふわふわしてて好きだな…。

私はじっくりと瑠斗さんの髪を堪能した。

それから十分ほど頭を撫で続けた。

…………はっ!

わ、私は何を!?

いくら瑠斗さんの髪が魅力的だからってこんなになでてしまった!

私は急に我に返り瑠斗さんをなでるのをやめた。

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