地味子な私が猫被りな御曹司と無表情な同級生にに溺愛されています。2
『…確認して参りますので少々お待ちください。』
っ…よかった…緊張しちゃった…。
『あ、あのぉ~…真彩さんですかぁ?』
かわいらしい声の人が出た。
「あ、はい!水無瀬 真彩です…。」
『キンチョーしてますぅ?大丈夫ですよ?愛結花は、変な人じゃないですからぁ~。』
愛結花さんって言うのかな…?
『ちょっと、真彩さんのこと大っ嫌いなだーけ。』
私は顔が青ざめていくのを感じた。
『なんで、あなたなのぉ?意味分かんない~!顔はまあ良い方だと思うけど~、愛結花の方がかわいーし!』
…?私を知っているの?どうして?