地味子な私が猫被りな御曹司と無表情な同級生にに溺愛されています。2
『……しねぇよ。真彩が望んでようが俺の知ったことじゃない。』
っ…どう…して…
そんな冷たい声で言うの?
『そっかぁ~!ざぁ~んねん!』
「……すみ、ません。用があるなら後で掛け直してもらっていいですか?まだ授業があるので。」
『あ~!もー用事終わったからしないよぉ~!私もこれから出かけるんだもん!』
「そう…ですか…。」
『じゃあねー!さ、時雨ぇ!遊ぼー!』
その声が聞こえてから通知は切れた。