アクセサリーは 要りません
「さっきと同じ格好だよな。
帰って来てすぐ作ってくれたんだろ?
ごめんな、俺はゆっくり
風呂に入ってたわ」

「今日1日運転してもらったし、
私の『お腹に優しいご飯』の
リクエストや喜びそうなところ探して
予約もしてくれたりって、
私の方こそごめんなさい、
ううん、ありがとう。

でも、本当に楽しい1日だったし、
忘れられない1日になると思う」

ピザを食べながらそう言って笑った。俺はこの笑顔に弱いんだな。

もう降参します。

今日告白して押し倒しても、彼女を悲しませそうだし、アレも持ってないし、煩悩を断ち切りますが、頃合いをみて近いうちに説教兼ねて、いや、まぁ説教はイイコトしたその後か?思いを伝えます。

俺の負けです。ピザもうまいです。まぁ、俺の気持ちを受け入れてくれたら、だけどな。
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