アクセサリーは 要りません
でも、その色々起きることが一巡すると、適材適所で活躍できる場、それぞれの持ち場ができてくる。個室があっても24時間の集団生活に耐えられず、転校していく奴も一部いる。

ただそれも乗り越え高校1年になると、その環境の中から色々と生み出そうとしてくる。結局、陰口悪口を言い合っても何も進まず、それぞれのその人の本質を皆で見合って協力して前へ進もうと、物事を動かし始める。

その当時は「俺たちがそうなるように自ら進んでいった」と思っていたが、今思い返すと、先生やスタッフの方々の補助があっての成長だと分かる。
その補助を俺は求められているのだろう。OBである自分の求められる位置はそこだろう。

学年が進むと、同学年だけでなく、先輩後輩の人間関係も絡んでくる。

タフでないと生きていけないが、繊細な事にも気付けないと流れに取り残される。そして、流れにだけ乗っていれば良いのでもなく、逆風を進まないといけないこともある。矛盾だからけの中へ放流されるのだ。

生徒たちの、葛藤も諦めも戸惑いもきっと学園内のあちらこちらに漂っているだろう、ぐらい打ちのめされる事もたくさんある。それを乗り越えて見える喜びや嬉しいこともたくさんあるので、深呼吸すれば「嬉しさの気」をたくさん吸い込む事もできるだろう。
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