アクセサリーは 要りません
「そっか。本当にごめんな。

これからも俺の言葉足らずとか
余計なこと言ったりで、
悲しい思いさせたり、
悲しませるかもしれない。

でも、こうやってお互いに
思っていることを言い合って
仲直りできたらって思ってる」

「うん、ありがとう。
あのね、好き。」

「ちょっ。


惠美里、顔上げろ。
よそ見しながらはだめだよ。

顔見て言って。
今のはノーカウント。

って、茹で上がって真っ赤、
熱中症で救急車並みだよ。

ほら、目を見て」

「ううううぅ」
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