アクセサリーは 要りません

あれもだな、ものの興味が、例えば大学の話になっても、どこの大学とかよりも、どこの学部でどのような事を学んだか？とか、今に繋がるのはどういう勉強か？ということ興味があったり。

「英語は世界の人と繋がれる道具の1つで、生徒のその道具をできるだけ重厚に充実した道具にしてあげたい」ていう惠美里の考え方も良いなと思ったし、尊敬する考え方だと思った。

「お待たせ、コーヒー入ったけれど、
すごく気持ち良さそうにしてるね。
もう少し休む？」

「いや、ナッツの良い匂いしてるし
もらうよ」

そう言って俺は一旦立ち上がり、もう一度ソファを横向きにセットして、2人で座った。

ナッツフレーバーのカフェインレスコーヒーと、かき氷屋で惠美里のかき氷に乗っていたのと同じ奈良の品種のいちごも添えてくれた。