アクセサリーは 要りません
「伊吹くん?
伊吹くんは物足りないよね?
私ばかりしてもらっているよね?」

「惠美里、それは徐々にな。

俺は今まで誰も知らない
可愛い惠美里を見れて
可愛い声を聞けて充分だよ?」

「伊吹くん、あのね?

あの、、、
わがまま言って良い?
欲張りだけど、
最後まで今日でも良い?」

「良いけど、明日でも良いんだよ?」

「あの今日ね、今日私、誕生日なの」

「え?惠美里?」

「こんな素敵な指輪の誕生日
プレゼントもらっているけれど。

伊吹くん、
私、伊吹くんも欲しい」

「惠美里、俺で良ければ
惠美里にあげるよ。
俺のこれからの人生もあげるよ。

もう、止めてあげれないけど、
でも、ダメだったら、言ってね」
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