アクセサリーは　要りません
「あ、いえ、えっと
山口先生にスタドで言われたことが
頭をぐるぐる回ってばかりで、
何も買えずに
すぐ出てきてしまったの。
かなりテンパってたんですね、私。

あ！別に山口先生の言葉が
というより、
私の思考のコントロール能力が
限界になっただけなので
お気になさらないでね」

「うん、まあ、分かった。

じゃあモールで買おうと
思っていた物で
1番大きな物と重いものはなに？」

「そうですね。うーんと、、、
大きな物は、配送で
リビングでもダイニングでも使える
ってテーブルと椅子があって、
ネットで見たのですが
実際のものを見て決めたくて。

重いのはお米とかかな？
でも食堂に今週も来週も助けて
もらうので大丈夫なんです」

「でも、また緊急事態出るかも。
スーパーが閉まることはないけれど、
対策はしてたほうが良いよ。
かき氷食べたら買い物に行こう。
俺も買いたいし。どう？」

「私はとても助かります。
でも、、、大丈夫ですか？」

「大丈夫、俺も買い物あるしね」

「ありがとうございます」

モールの傍をを通り過ぎて、その後しばらく行って、大きな道路に入った。今週こんなことがあったとか、通り道にあるお寺や古墳？の話をしているうちに、気が付けは普通に道路に鹿もいて、古い街並みになって、春日大社の駐車場へ入った。
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