バーチャル彼氏
ドキン。


また、私の心臓が跳ねる。


桃子が、私の背中をポンッと押した。


「自分の気持ち、確かめてみたら?」


自分の、気持ち――。


瀬戸君と一緒にいれば、その答えは自ずと導かれてくるのだろうか――。
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