君は輝く宝石の子
「じゃあ、百瀬は後ろの空いてる席に
座ってくださいね。」

そう言われ、百瀬は自分の席へと向かった。
通り際百瀬と目があってしまった。

「よろしく。」

そう静かに彼女は呟き席に着いた。

何なんだろう。上手く言い表せないのだけど
どこか彼女からは神秘的な雰囲気を感じた。

別に霊感やオーラを察知する能力なんて
凡人な僕にはないのだけれど。

それでも、人から離れた何かを
僕は感じ取ってしまった。
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