眠り王子の専属抱き枕になりました!?
「でもその時その子を助けられなかったことがずっと心残りだった。だから動物について勉強して、病気や怪我で苦しんでいる子達を救いたいって思って・・・。」

「その為にそんなに頑張ってんだ。」

「うん・・・変だよね。」

内容はともかく、普段、家族や茉莉香ちゃんとだってこんなにたくさん話さないので、慣れないことに喉がカラカラだったし、唇に違和感があった。けれど、綿星くんに話したことに後悔はなかった。
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