眠り王子の専属抱き枕になりました!?
「大丈夫か!?体調でも・・・!?」
慌てて飛んできた担任の男の先生が私達を見て固まった。けれど先生よりも私の方が固まっている。きっとダイヤモンド並みの固さだ。
我に返って離れようとすると彼は余計に強く私を抱き寄せ、彼の胸に顔を埋める形になって恥ずかしさで泣きそうになる。
新品の制服の匂い、厚い胸、まわされた腕の感触・・・初めての経験に対するときめきを感じる余裕など私にはない。
───なんで入学式にこんな姿を皆の前で晒さないといけないの!?何も悪いことしてないのに・・・受験だってすごい頑張ってなんとか入れたのに・・・!
慌てて飛んできた担任の男の先生が私達を見て固まった。けれど先生よりも私の方が固まっている。きっとダイヤモンド並みの固さだ。
我に返って離れようとすると彼は余計に強く私を抱き寄せ、彼の胸に顔を埋める形になって恥ずかしさで泣きそうになる。
新品の制服の匂い、厚い胸、まわされた腕の感触・・・初めての経験に対するときめきを感じる余裕など私にはない。
───なんで入学式にこんな姿を皆の前で晒さないといけないの!?何も悪いことしてないのに・・・受験だってすごい頑張ってなんとか入れたのに・・・!