眠り王子の専属抱き枕になりました!?
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そしてついに合格発表の日がやってきた。学校は自由登校だし両親は仕事なので家で一人、ドキドキしながら合格者の受験番号が羅列されたwebページを開く。そして自分の受験番号を発見した。受験票と何度も照らし合わせる。
けれど、信じられない、という気持ちはなかった。試験問題を解きながら確かな手応えを感じていたからだ。
喜びに震える手でスマホを持ち、はやる気持ちでメッセージアプリを起動する。誰よりも先に綿星くんに報告しようと思ったけれど、彼の連絡先を知らないことに気がついた。クラスのリーダー格の子が作ったメッセージグループにも入っていない。
学校からの連絡はメッセージアプリとは違うアプリで届くようになっていて、個人の連絡先はわからなかったのだ。
そしてついに合格発表の日がやってきた。学校は自由登校だし両親は仕事なので家で一人、ドキドキしながら合格者の受験番号が羅列されたwebページを開く。そして自分の受験番号を発見した。受験票と何度も照らし合わせる。
けれど、信じられない、という気持ちはなかった。試験問題を解きながら確かな手応えを感じていたからだ。
喜びに震える手でスマホを持ち、はやる気持ちでメッセージアプリを起動する。誰よりも先に綿星くんに報告しようと思ったけれど、彼の連絡先を知らないことに気がついた。クラスのリーダー格の子が作ったメッセージグループにも入っていない。
学校からの連絡はメッセージアプリとは違うアプリで届くようになっていて、個人の連絡先はわからなかったのだ。