ふんわり王子と甘い恋♡
12「体育祭1日目」
・
・
・
青く澄み渡った空。
流れる白い雲が、ソフトクリームみたいで美味しそう。
全校生徒が集まるグラウンドで、ぼんやりとそれを見上げてた。
今日はいよいよ体育祭。
衣装も無事間に合って、旗もどうやら間に合って。
全ては今日のため。
そして全てがこの体育祭、2日間で終わってしまう。
「ななー、日焼け止め塗ったー?」
「うん、塗ったー」
今日は晴れている割には、気温は低め。
だけど女子たちは、日焼け止めを塗るのに朝から必死だ。
「開会式って何時から?」
「9時じゃなかった?」
ざわざわと賑わう中、それぞれのチームパネルがグラウンドに並べられている。
全部で15チーム分のパネルが、グランドの横にズラーっと。
その反対側にはチームごとにテントが立っていて、目印として作成した旗を刺すようになっている。
「あ、あれうちの旗じゃない?」
「え、見たい見たい!」
「よし、行こう!」
風になびく旗を運んでいるのは、フワリくん?
見えなくて、駆け出したもゆぴーたちのあとを追って、私も走った。
・
・
青く澄み渡った空。
流れる白い雲が、ソフトクリームみたいで美味しそう。
全校生徒が集まるグラウンドで、ぼんやりとそれを見上げてた。
今日はいよいよ体育祭。
衣装も無事間に合って、旗もどうやら間に合って。
全ては今日のため。
そして全てがこの体育祭、2日間で終わってしまう。
「ななー、日焼け止め塗ったー?」
「うん、塗ったー」
今日は晴れている割には、気温は低め。
だけど女子たちは、日焼け止めを塗るのに朝から必死だ。
「開会式って何時から?」
「9時じゃなかった?」
ざわざわと賑わう中、それぞれのチームパネルがグラウンドに並べられている。
全部で15チーム分のパネルが、グランドの横にズラーっと。
その反対側にはチームごとにテントが立っていて、目印として作成した旗を刺すようになっている。
「あ、あれうちの旗じゃない?」
「え、見たい見たい!」
「よし、行こう!」
風になびく旗を運んでいるのは、フワリくん?
見えなくて、駆け出したもゆぴーたちのあとを追って、私も走った。