That's because I love you.
「…へぇ。」
「……ぁ…っ!」

まりあの割と大きな胸を服の上から両手で優しく包み、円を描いて揉みしだく。

「…ぁ…ん…っ。……んん…っ。」
「…怖くないなら、どう思ってるの?今。」
「…ぁ…いま、は…。」

まりあは小さく震えながらも、おずおずと明広を見上げる。

「…今は…明広さんに触ってもらえて、あったかくて嬉しくて…幸せです…。さっきの人達に触られた時はすっごく嫌で怖かったけど…今は全然、違うんです…。」

そう呟くまりあの大きな碧の瞳は、涙で潤み揺らめいていた。
いじらしい彼女に、明広の胸はまんまと撃ち抜かれてしまう。

「…そっか。まりあは僕が大好きなんだもんね。」
「…はい…大好きで…、…ん…っ。」

完全にスイッチが入った明広はまりあの唇を塞ぐと、小さな体をソファーに押し倒す。
舌を絡めながらスカートを捲し上げ、下着の中に片手を忍ばせると、ふにふにと柔らかな感触の秘部を優しく愛撫する。

「…ん~…っ。……ん、…んぅ…っ。」

指の腹で撫でれば撫でる程、まりあのそこはどんどん蜜で濡れる。
明広は唇を離すと、自分の手の動きに敏感に反応し体を震わせるまりあを、じっと見つめる。

「……ほんとに可愛いな。…まりあは。」
「……っ…。」

そう呟きながら微笑んだ明広の表情が殊更に優しくて、まりあの心臓がドキッと跳ねる。

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