おしゃれの歴史を覗いてみよう！〜現代の非常識が常識！？〜

美桜「でも、背が高いと魅力的に見えるってわかるかも。モデルさんとか、すごくかっこいいし憧れちゃうな」

蓮「美桜ちゃんは十分魅力的だと思うよ」

美桜「蓮くん、恥ずかしいから！」

氷翠「……こんなバカップル、初めて見たかも」

琥白「だよな。俺たちの周りでこんなバカップルいないぞ」

エイミー「四人とも、ヤバかったのは女性の靴だけじゃないぞ〜。男性の靴もヤバかったんだから！」

美桜「まさか、男性も揃って厚底靴を履いていたとか？」

琥白「だとしたら、みんな厚底好きすぎだろ」

エイミー「残念ながら厚底じゃないよ。1330年以降、イギリスの男性たちはつま先の長い靴が流行の最先端だと考えたんだ。そのため、靴のかかとからつま先までの長さが六十センチあったんだよ」

氷翠「男性の靴も六十センチなのね。六十センチに何か意味でもあるのかしら？」

エイミー「それはわからないけど、あまりにも長すぎて14世紀後半にはクジラのヒゲを入れて補強しなくちゃいけなかったんだ」

蓮「クジラのヒゲで補強できたことがすごいね！」