恋を知った日
第一章
4月9日。
布団から出てカーテンを開けるのが私の日課だ。
3日前から入学式の準備もあり、部活が無かったので体が軽い。
下からバターのいい匂いがする。
きっと朝食はパンだろう。
目を擦りながら洗面台に向かい顔を洗う。
「ふわぁ〜・・・おはよ〜・・・」
おっとりとした声で家族に返事をする。
「夏葉ー。早くしないと遅れるわよ??」
母親に急かされながら急いで朝食を食べ身支度を整える。
「いってきまーす!!」
元気に返事をしなから家を出て自転車に飛び乗る。
学校は自転車で10分程の場所にある。
片耳イヤホンで好きな曲を聞きながら快調に自転車を走らせていく。
学校に着いた頃、サッカー部が朝練をしていた。幼なじみの健が笑顔で手を振ってきた。
それに応じて夏葉も手を振り返す。
その様子を部活の先輩に見られて、連れていかれてしまった。いつもの流れだ。
駐輪場に自転車を置いた時に親友の海を見かけた。
「なっちゃんおはよ〜」
「おぉー!!おはよー!!」
「なっちゃんは今日も元気だね〜」
おっとりとした口調で海が話しかけてきた。
海は中学からずっと同じクラスでよく話している。
海自身は吹奏楽部に所属しており、余り接点が無いように思われるが、趣味の音楽が会うため
今では無二の親友だ。
「クラス表はもう見た??」
「まだみてないよ〜・・・海はもう見た??」
「ううん。私も。一緒に見に行こ。」
「よっしゃー!!見に行こー!!」
少し早足になった夏葉を追いかけながらクラス表が掲示してある掲示板に2人は向かった。
4月9日。
布団から出てカーテンを開けるのが私の日課だ。
3日前から入学式の準備もあり、部活が無かったので体が軽い。
下からバターのいい匂いがする。
きっと朝食はパンだろう。
目を擦りながら洗面台に向かい顔を洗う。
「ふわぁ〜・・・おはよ〜・・・」
おっとりとした声で家族に返事をする。
「夏葉ー。早くしないと遅れるわよ??」
母親に急かされながら急いで朝食を食べ身支度を整える。
「いってきまーす!!」
元気に返事をしなから家を出て自転車に飛び乗る。
学校は自転車で10分程の場所にある。
片耳イヤホンで好きな曲を聞きながら快調に自転車を走らせていく。
学校に着いた頃、サッカー部が朝練をしていた。幼なじみの健が笑顔で手を振ってきた。
それに応じて夏葉も手を振り返す。
その様子を部活の先輩に見られて、連れていかれてしまった。いつもの流れだ。
駐輪場に自転車を置いた時に親友の海を見かけた。
「なっちゃんおはよ〜」
「おぉー!!おはよー!!」
「なっちゃんは今日も元気だね〜」
おっとりとした口調で海が話しかけてきた。
海は中学からずっと同じクラスでよく話している。
海自身は吹奏楽部に所属しており、余り接点が無いように思われるが、趣味の音楽が会うため
今では無二の親友だ。
「クラス表はもう見た??」
「まだみてないよ〜・・・海はもう見た??」
「ううん。私も。一緒に見に行こ。」
「よっしゃー!!見に行こー!!」
少し早足になった夏葉を追いかけながらクラス表が掲示してある掲示板に2人は向かった。