恋は塩味(ねこ神様のお通り・失恋ファンタジー)

夢の話・その2

<その日の夢・1>

あの夢が、また出てきた。

私は夜の教会らしき所にいる。

純白のウェデングドレスを着て、
レースのベールをつけている。
手にはブーケを持って、豪華な椅子に座っている。

花婿を待っているのだ。

祭壇の両脇には、
多くの着飾った人たちが、花婿の入場を待っている。

おかしい・・
ふつうは花嫁さんが入場なんだけどな・・
と、思いつつ花婿が現れるのを待っている。

教会の正面の大きな扉が開き、
一人・・誰か来る。

人々は、白いリボンと花を飾った
バージンロードの両脇に立ち・・・
彼を迎える。
その、彼・・王子様・・・

顔は、礼智よりイケメン王子だ。
瞳は金色、髪は黒の茶と赤のメッシュが入る長髪。
シルバーグレーのタキシードを着て、白の手袋をはめている。
彼はまっすぐに、私の方に来る。


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