恋は塩味(ねこ神様のお通り・失恋ファンタジー)
不幸の連鎖・第2弾
<不幸事の連鎖・第2弾・その1>
礼智の待つバーラウンジに着いたのは、約束から2時間経っていた。
「ごめん!遅くなって!!」
そう言おうとしたが、息を止めた。
照明を落とした店内・・
カウンター席で礼智はいた・・・
が、若い女性と話をしていた。
若い・・私よりもずっときれいだ。
いや化粧がうまいのだろう。
整形かもしれない。
スタイルもいい。
シックな光沢のあるワンピースを着ていた。
最初に気が付いたのは、その女の方だった。
「あら、お待ちの人じゃない?」
その女の視線・・・
自分の方が勝っているという目線。
礼智が振り向いた。それも笑顔で。
「お疲れ・・大丈夫だった?」
「じゃあ、何かあったら連絡してくださいね」
その女は礼智にきれいに微笑むと、
私を横目でチラッと見て立ち去った。
香水の匂いが鼻につく。
礼智の待つバーラウンジに着いたのは、約束から2時間経っていた。
「ごめん!遅くなって!!」
そう言おうとしたが、息を止めた。
照明を落とした店内・・
カウンター席で礼智はいた・・・
が、若い女性と話をしていた。
若い・・私よりもずっときれいだ。
いや化粧がうまいのだろう。
整形かもしれない。
スタイルもいい。
シックな光沢のあるワンピースを着ていた。
最初に気が付いたのは、その女の方だった。
「あら、お待ちの人じゃない?」
その女の視線・・・
自分の方が勝っているという目線。
礼智が振り向いた。それも笑顔で。
「お疲れ・・大丈夫だった?」
「じゃあ、何かあったら連絡してくださいね」
その女は礼智にきれいに微笑むと、
私を横目でチラッと見て立ち去った。
香水の匂いが鼻につく。