恋は塩味(ねこ神様のお通り・失恋ファンタジー)
不幸の連鎖・第5弾
<不幸の連鎖・第5弾・その1>
その日の朝も、忙しくなるはずだった。
私は更衣室で、作業着に着替え
エプロンをつけた。
ポーン
ラインの着信
<刈谷礼智が、結婚するらしいよ>
その文面を見た時、
背中に氷を入れられたようなショック。
なんで・・なんで・・なんで・・
結婚って・・・
私は礼智の携帯番号をすぐに打った。
「おかけになった番号は・・・」例のアナウンスが流れる。
「桜田さん、朝会連絡・・」
恵美ちゃんが声をかけた。
「ごめん・・今日・・緊急事態で帰るわ。店長に言っておいて」
私はエプロンの上にコートをひっかけ、
スマホと財布の入ったバックを持ち、更衣室を飛び出した。
礼智に直接会って・・・
確かめねば・・
その思いだけだった。
彼のマンションは・・
すでに引き払われていたようだ。
地元だ・・・
彼は地元に帰ったのだろう。
私の足はそのまま駅に向かった。
とにかく会って・・話をしたい。
最後の
マルガリータの件も謝りたい。
そして・・また・・
その日の朝も、忙しくなるはずだった。
私は更衣室で、作業着に着替え
エプロンをつけた。
ポーン
ラインの着信
<刈谷礼智が、結婚するらしいよ>
その文面を見た時、
背中に氷を入れられたようなショック。
なんで・・なんで・・なんで・・
結婚って・・・
私は礼智の携帯番号をすぐに打った。
「おかけになった番号は・・・」例のアナウンスが流れる。
「桜田さん、朝会連絡・・」
恵美ちゃんが声をかけた。
「ごめん・・今日・・緊急事態で帰るわ。店長に言っておいて」
私はエプロンの上にコートをひっかけ、
スマホと財布の入ったバックを持ち、更衣室を飛び出した。
礼智に直接会って・・・
確かめねば・・
その思いだけだった。
彼のマンションは・・
すでに引き払われていたようだ。
地元だ・・・
彼は地元に帰ったのだろう。
私の足はそのまま駅に向かった。
とにかく会って・・話をしたい。
最後の
マルガリータの件も謝りたい。
そして・・また・・