あやかし戦記 裏側の世界へようこそ
「ツヤさん、チェルシーちゃん、全員の核は心臓じゃないみたい」
男性がそう言うと、「なら、切り刻んで確かめるまでね」とイヅナたちの後ろで声がする。振り向くと、いつからそこにいたのか、二人の女性が立っていた。
一人はブラウンのふわふわとしたロングヘアーを揺らし、その頭に緑のリボンのついたヘッドドレスをつけている。着ているものも、Aラインの可愛らしい緑のロリータ・ワンピースだ。その服には男性と同じバッジがつけられている。しかし、その可愛らしい衣装には似つかわしくないナタを手に持ち微笑んでいる。
もう一人は東洋人のようで、イヅナと同じ黒い髪をしている。黒髪はショートカットに切り揃えられており、彼岸花の髪飾りをつけている。瞳の色は燃えているような赤だ。瞳と同じ赤いネクタイに振袖のついた黒い軍服を着ているが、下は黒のショートパンツを履いている。背が低いのを誤魔化すためか、厚底のブーツを履いていた。彼女にも同じバッジがつけられているが、武器は何も握っておらず、ただ無表情で鬼たちを見つめている。
「何だコイツらは!とっとと始末して、飯にするぞ!」
男性がそう言うと、「なら、切り刻んで確かめるまでね」とイヅナたちの後ろで声がする。振り向くと、いつからそこにいたのか、二人の女性が立っていた。
一人はブラウンのふわふわとしたロングヘアーを揺らし、その頭に緑のリボンのついたヘッドドレスをつけている。着ているものも、Aラインの可愛らしい緑のロリータ・ワンピースだ。その服には男性と同じバッジがつけられている。しかし、その可愛らしい衣装には似つかわしくないナタを手に持ち微笑んでいる。
もう一人は東洋人のようで、イヅナと同じ黒い髪をしている。黒髪はショートカットに切り揃えられており、彼岸花の髪飾りをつけている。瞳の色は燃えているような赤だ。瞳と同じ赤いネクタイに振袖のついた黒い軍服を着ているが、下は黒のショートパンツを履いている。背が低いのを誤魔化すためか、厚底のブーツを履いていた。彼女にも同じバッジがつけられているが、武器は何も握っておらず、ただ無表情で鬼たちを見つめている。
「何だコイツらは!とっとと始末して、飯にするぞ!」