猫目先輩の甘い眼差し
フラッシュバック
◇◇
その翌朝。ホームルーム終わり。
「えっ! あのネックレスを⁉」
「うん。いただいちゃいました」
後ろの席で椅子を寄せ合い、月香ちゃんにスマホ画面を見せる。
ネクタイを外し、首周りのボタンを開けて撮った、不慣れな自撮り写真。
鎖骨の下には、昨日もらったばかりのサファイアのネックレス。
いつもお世話になっているので、少しでも喜んでくれたらと思い、先輩に送ったのだ。
「綺麗〜! すごく似合ってる! 返事はどんなだったの?」
「普通に、『ありがとう! 元気出た!』って返ってきたかな」
っていうのも嘘じゃないんだけど……。
その後に、【かわいいぃぃ! ロック画面に設定しよ!】って言われたんだよね。
嬉しかったけど、【うっかり誰かに見られたら恥ずかしいので、せめて待ち受け画面にしてください】と返信。
そしたら、その3分後に、待ち受け画面のスクリーンショットが送られてきた。
「今度は修学旅行先での写真を送ろうかなって思ってる」
「おお〜っ、いいねぇ〜」
その翌朝。ホームルーム終わり。
「えっ! あのネックレスを⁉」
「うん。いただいちゃいました」
後ろの席で椅子を寄せ合い、月香ちゃんにスマホ画面を見せる。
ネクタイを外し、首周りのボタンを開けて撮った、不慣れな自撮り写真。
鎖骨の下には、昨日もらったばかりのサファイアのネックレス。
いつもお世話になっているので、少しでも喜んでくれたらと思い、先輩に送ったのだ。
「綺麗〜! すごく似合ってる! 返事はどんなだったの?」
「普通に、『ありがとう! 元気出た!』って返ってきたかな」
っていうのも嘘じゃないんだけど……。
その後に、【かわいいぃぃ! ロック画面に設定しよ!】って言われたんだよね。
嬉しかったけど、【うっかり誰かに見られたら恥ずかしいので、せめて待ち受け画面にしてください】と返信。
そしたら、その3分後に、待ち受け画面のスクリーンショットが送られてきた。
「今度は修学旅行先での写真を送ろうかなって思ってる」
「おお〜っ、いいねぇ〜」