きみは桜姫。
私は来る日も来る日も勉強に明け暮れた。

学校に行っていなかったけど、かえってよかった。自分の勉強時間がとれたから。

息抜きに詩も書いていた。

もし受験に失敗したら、今の小学校のクラスメイトと同じ中学校になる。

それを避けたくて、私は必死で勉強した。


私はもっとカナエさんに近づきたくて、
カナエさんみたいなポニーテールにしようと思って髪を伸ばした。


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