きみは桜姫。
私たちはひと通り水族館の中を見て、
イルカショーも見て、
水族館の前の公園でジュースを飲みながらのんびりしていた。

「宙くん、水族館楽しかったね」

「うん」

「ふふふ」

「あかり、ずっと言えなかったんだけど」

「え?宙くんどうしたの?」








「あかりのことが、ずっと好きだった。

付き合ってほしい」




私は嬉しくて笑顔になった。
「はい!お願いします」





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