きみは桜姫。
クリスマスの合唱祭当日になった。



「続きまして、作曲、ピアノ華谷風雅くん。作詞三芳あかりさん、歌は羽鳥カナエさんで、『3つの若き日の歌』です」

アナウンスを聞いて、
俺とカナエ先輩は舞台にあがった。


俺は伴奏を弾き始めた。
そこにカナエ先輩の瑞々しい声が乗る。



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