きみは桜姫。
「……あかりちゃん、宙のことよろしくね。

私もお父さんも孤児だったから……

私が死んだら宙には
身寄りがなくなるから、ね」


宙くんはとてもつらそうな顔をしていた。



 





次の日、宙くんのお母さんの容態が急変して、宙くんのお母さんは帰らぬ人となった。








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