きみは桜姫。
「あかり?」
宙くんは、なんだかもじもじして言った。

「どうしたの?宙くん」

「食事の予約してあるんだ」

「え?私おしゃれしてないんだけど」


ということで気づけば私は、
ホテルのディナーに連れて行かれていた。

< 218 / 227 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop