きみは桜姫。
作品に添えて
いかがでしたでしょうか?

最後まで読んでくださり、
大変ありがとうございます。

あとがきから読む派の方も、
あとがき楽しんでください笑

この作品、テーマはズバリ
「成長」でした。

ヒロインあかりは、コンプレックスといじめという辛い経験から脱却し、
綺麗な美少女へと変貌を遂げます。

相手の宙は、家庭環境の不安から、
父親的な愛情を求めるがあまり、強い支配を親友の風雅に求めてしまいます。しかし次第に自分の意見を持つようになります。

この小説の要となる、風雅は、
放任主義の両親から育てられ、愛情を知りません。「大事なものは壊したい」というのが、風雅を苦しめる思考で、風雅は幼い頃から大事な人の心を痛めつけてきました。

そんな時風雅は作曲をすることになり、自分を叱ってくれる作曲の先生に出会い、まっとうな大人へと変わっていきます。

普通に見えても、歪んだところがある人もいる。傷がある人もいる……

私は野いちごを始めてから、
何年も詩書きでした。

これまでの自分の人生や出会いを少し投影できたかと思います。


登場人物たちが大人になっていくのを
書きながら見届けるのは
とても楽しい作業でした。

もし楽しんで読んでいただけていれば、本当にこの上なく幸せです。

ありがとうございました。
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