きみは桜姫。
「これ、私!」とカナエさん。
「え、すごいです!」
「でしょ?あかりも好きなことは好きだって自信持って、極めていくといいよ。詩が好きなら、書かなきゃ」
「わかりました」
「うん。そうだ、ネットとかにあげてみればいいんじゃないかなぁ」
「なるほど……思いつかなかったです。ありがとうございます」
喫茶店をあとにして、カナエさんと別れた。夕方だけどまだまだ明るい。私はやりたいことがあって、急いで家に帰った。