西岡三兄弟の異常な執着~After Story~
「朱雀」
「ん?」
「ちょっと、キッチンに行ってきていい?」
「どうして?お水ならあるよ?」
朱雀がサイドテーブルの上のグラスを取り、差し出した。
「はい、花苗」
「違うの。
お腹すいちゃって…」
「そっか。何も食べてないもんね!
待って、森宮か秀実を呼ぶから!」
「え!?ダメだよ!
もう、1時だよ?」
「うん、でもご飯を用意するのは、使用人の仕事だよ?
なんで、花苗がそんなことしなきゃいけないの?」
当然のように話す朱雀。
いや…当然なんだろうが、そこに思いやりはないのだろうか。
「………」
朱雀がスマホを取り出し、操作している。
「待ってて!すぐになんか用意させるからね!」
「あ!朱雀、待って!
やっぱ、いらない!寝よ?」
「え?花苗、使用人ごときに気を遣わないで?」
朱雀の手を掴み、止めようとする花苗。
その花苗の手を指を絡めて握り、キスをした朱雀。
「違うの!
ほ、ほらっ!よく考えたら、こんな時間に食べちゃうと太るかなって…」
「いいじゃん!花苗、細すぎるし」
「えー!やだよ!朱雀に、太ったって思われたくないもん!」
「花苗が太っても、僕は花苗が大好きだよ!
花苗の全部が大好きだから!」
「嫌なとこないの?」
「うん!ない!」
満面の笑みで言いきる朱雀。
「そっか。なんか照れくさいな…/////」
「可愛い~!僕は花苗が大ー好き!!」
「私も////大好き……/////」
顔を真っ赤にして、呟いた花苗だった。
「花苗はほんっと、可愛いなぁ~」
そして次の日━━━━━━━
「じゃあね、花苗。何かあったら連絡して!」
「大丈夫だよ!もう、熱下がったし!」
仕事に行く前、朱雀が心配そうに顔を覗き込みながら言っている。
「花苗、病み上がりなんだから無理するなよ!」
「そうだよ!苗、遠慮はなし!連絡くれたら、すぐに帰るから!」
黄河と真白も声を揃えて言ったのだった。
「ん?」
「ちょっと、キッチンに行ってきていい?」
「どうして?お水ならあるよ?」
朱雀がサイドテーブルの上のグラスを取り、差し出した。
「はい、花苗」
「違うの。
お腹すいちゃって…」
「そっか。何も食べてないもんね!
待って、森宮か秀実を呼ぶから!」
「え!?ダメだよ!
もう、1時だよ?」
「うん、でもご飯を用意するのは、使用人の仕事だよ?
なんで、花苗がそんなことしなきゃいけないの?」
当然のように話す朱雀。
いや…当然なんだろうが、そこに思いやりはないのだろうか。
「………」
朱雀がスマホを取り出し、操作している。
「待ってて!すぐになんか用意させるからね!」
「あ!朱雀、待って!
やっぱ、いらない!寝よ?」
「え?花苗、使用人ごときに気を遣わないで?」
朱雀の手を掴み、止めようとする花苗。
その花苗の手を指を絡めて握り、キスをした朱雀。
「違うの!
ほ、ほらっ!よく考えたら、こんな時間に食べちゃうと太るかなって…」
「いいじゃん!花苗、細すぎるし」
「えー!やだよ!朱雀に、太ったって思われたくないもん!」
「花苗が太っても、僕は花苗が大好きだよ!
花苗の全部が大好きだから!」
「嫌なとこないの?」
「うん!ない!」
満面の笑みで言いきる朱雀。
「そっか。なんか照れくさいな…/////」
「可愛い~!僕は花苗が大ー好き!!」
「私も////大好き……/////」
顔を真っ赤にして、呟いた花苗だった。
「花苗はほんっと、可愛いなぁ~」
そして次の日━━━━━━━
「じゃあね、花苗。何かあったら連絡して!」
「大丈夫だよ!もう、熱下がったし!」
仕事に行く前、朱雀が心配そうに顔を覗き込みながら言っている。
「花苗、病み上がりなんだから無理するなよ!」
「そうだよ!苗、遠慮はなし!連絡くれたら、すぐに帰るから!」
黄河と真白も声を揃えて言ったのだった。