西岡三兄弟の異常な執着~After Story~
そしてまた後日。
友人1「お邪魔しまーす!」
秀実「どうぞ~!」
友人2「凄い屋敷ね!」
友人3「門からここまで10分近くかかるって、どんな庭よ!!」
水樹「皆様、こちらへ」
塩見「申し訳ありませんが、諸事情がありまして屋敷内へは入れませんので、あちらの東屋でお願いします」
今日は水樹と塩見が勤務し、花苗のフォローに努める事にした。
今では水樹と塩見は、森宮並みに西岡邸に関しては黄河達の信用を得る程、完璧にこなせるからだ。
花苗「いらっしゃいませ。
次男・朱雀の妻の花苗です」
友人1「こんにちは!」
友人2「綺麗な人…」
友人3「さすが、朱雀様の奥様ね!」
友人1「これ、皆さんで食べませんか?」
友人2「◯◯のロールケーキです!」
友人3「早朝から並びました!」
花苗「うわぁ!ありがとうございます!美味しそうですね!あ!これ、雑誌にも載ってました!」
水樹「では、カットしてきますね!
皆様、紅茶でよろしいですか?」
秀実「えぇ…よろしく!」
水樹「………」
水樹が秀実を睨む。
秀実「何?」
水樹「いえ……」
塩見「あまり、調子に乗らないでくださいね…」
塩見が秀実に耳打ちする。
含みのある表情だ。
秀実「え……」
友人1「秀実?どうしたの?」
秀実「え……う、ううん」
友人2「ところで、どうなの?新婚生活は」
友人3「ほんと、世も末よねぇ」
秀実「ん?」
友人3「だって、ついこの間まで“普通”の令嬢だった秀実が、今や…黄河様の奥様よ!」
花苗「皆様は、どのようなご友人なんですか?」
秀実「高校の時からの友達なの。みんな、黄河さんの同級生よ」
花苗「じゃあ、朱雀や紫苑くんのことも知ってるんですか?」
友人1「えぇ!もちろん!
……って言っても、遠くで見るだけだったんですが(笑)」
友人2「黄河様や朱雀様、紫苑様はファンクラブがあったくらいなんですよ!」
友人3「ほんと、王子様みたいに綺麗だったよね~!」
友人1「ねぇ、会わせてよ!秀実。
何時に帰ってくるの?黄河様達」
秀実「それはダメよ!!!」
秀実は思わず、声を荒らげた。
友人1「お邪魔しまーす!」
秀実「どうぞ~!」
友人2「凄い屋敷ね!」
友人3「門からここまで10分近くかかるって、どんな庭よ!!」
水樹「皆様、こちらへ」
塩見「申し訳ありませんが、諸事情がありまして屋敷内へは入れませんので、あちらの東屋でお願いします」
今日は水樹と塩見が勤務し、花苗のフォローに努める事にした。
今では水樹と塩見は、森宮並みに西岡邸に関しては黄河達の信用を得る程、完璧にこなせるからだ。
花苗「いらっしゃいませ。
次男・朱雀の妻の花苗です」
友人1「こんにちは!」
友人2「綺麗な人…」
友人3「さすが、朱雀様の奥様ね!」
友人1「これ、皆さんで食べませんか?」
友人2「◯◯のロールケーキです!」
友人3「早朝から並びました!」
花苗「うわぁ!ありがとうございます!美味しそうですね!あ!これ、雑誌にも載ってました!」
水樹「では、カットしてきますね!
皆様、紅茶でよろしいですか?」
秀実「えぇ…よろしく!」
水樹「………」
水樹が秀実を睨む。
秀実「何?」
水樹「いえ……」
塩見「あまり、調子に乗らないでくださいね…」
塩見が秀実に耳打ちする。
含みのある表情だ。
秀実「え……」
友人1「秀実?どうしたの?」
秀実「え……う、ううん」
友人2「ところで、どうなの?新婚生活は」
友人3「ほんと、世も末よねぇ」
秀実「ん?」
友人3「だって、ついこの間まで“普通”の令嬢だった秀実が、今や…黄河様の奥様よ!」
花苗「皆様は、どのようなご友人なんですか?」
秀実「高校の時からの友達なの。みんな、黄河さんの同級生よ」
花苗「じゃあ、朱雀や紫苑くんのことも知ってるんですか?」
友人1「えぇ!もちろん!
……って言っても、遠くで見るだけだったんですが(笑)」
友人2「黄河様や朱雀様、紫苑様はファンクラブがあったくらいなんですよ!」
友人3「ほんと、王子様みたいに綺麗だったよね~!」
友人1「ねぇ、会わせてよ!秀実。
何時に帰ってくるの?黄河様達」
秀実「それはダメよ!!!」
秀実は思わず、声を荒らげた。