西岡三兄弟の異常な執着~After Story~
With 花苗
【真白】
「え!?と、泊まり?」
花苗は、食後の梨を食べながらフリーズした。
「あぁ、ここんとこ会社を立て続けに飲み込んだからなぁ。手続きや処理で手一杯なんだ。
だから、泊まりがけで一気に面倒なことを済ませたい」
黄河もウイスキーを片手に花苗に言った。
「黄河さん、いないのか…寂しいね……
でもお仕事だもん!でも、身体に気をつけてね!無理はしないで?」
「あぁ、ありがとう、花苗」
「花苗、実は僕もなんだ……」
「え!!?朱雀もいないの!?黄河さんのお手伝い?
あ、そうだよね。
朱雀も社長さんだし……」
「ううん。僕は西鷹の方だよ」
「え……奈美ちゃんの事で?」
「うん、紫苑と色々しなきゃなんだ」
「そうなんだ……じゃあ、よろしくね。奈美ちゃんの為にありがとう、朱雀。朱雀も無理しないで、身体に気をつけてね!」
「うん!ありがとう!
あ、でも仕事に行くギリギリまでくっついて充電しておかなきゃね!!」
「もう…/////」
そう言って花苗は、再度梨を食べだす。
「…………ん?てことは、明日私…この屋敷に一人?
あ、森宮さんがいてくれるか!」
「ん?なんで?苗、俺がいるよ?」
真白が不思議そうに見つめる。
「え?だって、真白くんは黄河さんの傍にいないと辛いでしょ?」
「そうだよ?
でも、苗を森宮と二人っきりになんてできないし、俺だって苗の為ならそのくらいはするよ?」
「森宮さんがいてくれるなら、大丈夫だよ!
一人だと、寂しいし怖いけど……」
「花苗!」
「え?朱雀?」
「あり得ないよ!森宮と二人っきりなんて!
それこそ、嫉妬でおかしくなる!」
花苗の肩を持ち、顔を近づけて訴えかける朱雀。
「だから真白に任せたんだ。
確かに森宮は、もう俺達を裏切らない。
でもそれは、100パーじゃない。
俺達が信頼できるのは、兄弟と花苗だけ」
「黄河さん…」
「だから苗、一緒に過ごそ?」
「うん、真白くんがいいなら!」
花苗は、食後の梨を食べながらフリーズした。
「あぁ、ここんとこ会社を立て続けに飲み込んだからなぁ。手続きや処理で手一杯なんだ。
だから、泊まりがけで一気に面倒なことを済ませたい」
黄河もウイスキーを片手に花苗に言った。
「黄河さん、いないのか…寂しいね……
でもお仕事だもん!でも、身体に気をつけてね!無理はしないで?」
「あぁ、ありがとう、花苗」
「花苗、実は僕もなんだ……」
「え!!?朱雀もいないの!?黄河さんのお手伝い?
あ、そうだよね。
朱雀も社長さんだし……」
「ううん。僕は西鷹の方だよ」
「え……奈美ちゃんの事で?」
「うん、紫苑と色々しなきゃなんだ」
「そうなんだ……じゃあ、よろしくね。奈美ちゃんの為にありがとう、朱雀。朱雀も無理しないで、身体に気をつけてね!」
「うん!ありがとう!
あ、でも仕事に行くギリギリまでくっついて充電しておかなきゃね!!」
「もう…/////」
そう言って花苗は、再度梨を食べだす。
「…………ん?てことは、明日私…この屋敷に一人?
あ、森宮さんがいてくれるか!」
「ん?なんで?苗、俺がいるよ?」
真白が不思議そうに見つめる。
「え?だって、真白くんは黄河さんの傍にいないと辛いでしょ?」
「そうだよ?
でも、苗を森宮と二人っきりになんてできないし、俺だって苗の為ならそのくらいはするよ?」
「森宮さんがいてくれるなら、大丈夫だよ!
一人だと、寂しいし怖いけど……」
「花苗!」
「え?朱雀?」
「あり得ないよ!森宮と二人っきりなんて!
それこそ、嫉妬でおかしくなる!」
花苗の肩を持ち、顔を近づけて訴えかける朱雀。
「だから真白に任せたんだ。
確かに森宮は、もう俺達を裏切らない。
でもそれは、100パーじゃない。
俺達が信頼できるのは、兄弟と花苗だけ」
「黄河さん…」
「だから苗、一緒に過ごそ?」
「うん、真白くんがいいなら!」