イケメン御曹司が初めての恋をして、天然でかわいい女の子に振り回されちゃう話。


「明日、迎えに行くから」

「はい!」


優乃と改めて明日の確認をして、今日はどこにも寄らずまっすぐに家に帰った。

ただのパーティーでこんなに緊張してソワソワしたのは初めてだった。



次の日、時間通りに優乃を迎えに行く。

マンション前ですでに待っている優乃。


今日もかわいい。
いつもかわいい。

安定に優乃は常にかわいいな。


遠目からでもかわいさ爆発していて笑みがもれる。

車が停まるとすぐに降りる。


いつでも優乃はおれがエスコートしたい。


おれがドアを開けるなんて優乃だけだ。



「要くん、お誕生日おめでとうございます!」


おれの前に小走りで来て満面の笑顔でお祝いの言葉を伝えてくれる。

誕生日なんてどうでもいいと思ってた。


でも優乃の笑顔と一言で、最高の日になる。



「ありがとう」



お礼を言えばまたかわいすぎる笑顔がはじける。



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