イケメン御曹司が初めての恋をして、天然でかわいい女の子に振り回されちゃう話。
優乃を見た瞬間から触れたかったのに、いまのいままで抑えてたんだ。
おれの理性すごすぎだろ。
もう崩れても仕方ないな。
「まっ、て……要く……っ、ん」
「ごめん、我慢できない」
はじめから深く絡める。
触れたところから熱を帯びていく。
かわいすぎて止められるわけがない。
一度離して、優乃を抱えてベッドに移動してそっと下ろす。
そのまま押し倒して深く重ねる。
いつもと違う態勢だからか、優乃が戸惑っているのがわかるけど気にかける余裕がない。
まじで余裕ない。
綺麗に巻かれた髪や赤く染まった頬、おれが選んだワンピースに身を包む優乃の綺麗な肌に触れる。
優乃のぜんぶが欲しい。
ぜんぶをおれのものにしたい。
おれがまだ知らない優乃を見たい。
「優乃」
おれの下にいる優乃は顔が真っ赤で目も潤んでいる。
この顔はやばい……。