俺を信じろ〜財閥俺様御曹司とのニューヨークでの熱い夜
「冬美、やめて、ごめん、もう関係ないからなんて言われたら、立ち直れない」

「そうだね」

冬美とおしゃべりしていると元気が出てくる気がする。

「冬美、ありがとうね、ちょっと元気出てきた」

「良かった、ねえ、海外旅行行って来たら?気分転換になるし、もしかして、新たな出会いがあるかもよ」

「海外旅行?」

「冬のニューヨークなんて憧れるわよね」

ニューヨーク、私はこの時ほんの気分転換のつもりだった。

まさか運命の男性に出会うなんて、誰が想像出来ただろうか。

私は体調が回復してきた時を見計らって、冬のニューヨークへ飛び立った。

多少は英語は出来るつもりでいた。

しかし、全くわからない、まるで外国に来たみたい、あれ、ニューヨークは外国だった。

どうしよう。

なんとか身振り、手振りでホテルに到着した。

もう、先が思いやられる。

お腹すいたよ、取り敢えず、日本から持ってきたお菓子を一口、美味しい。

なんて、幸せなの?

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