俺を信じろ〜財閥俺様御曹司とのニューヨークでの熱い夜
「ああ、そう言う意味だったんですね、それならお断りします」

「即答かよ、ショックだな、なんか熱出て来た、僕のマンションに着いて来て看病してくれ、副社長命令な」

私は副社長のおでこに手を当てて、熱がない事を確認してこう言った。

「熱はないです、大丈夫ですよ」

次の瞬間、副社長さんのおでこに当てた手を掴まれた。

「僕のマンションに来てくれ、亜紀とゆっくり話がしたいんだ、頼むよ」

そして、駐車場へ私を連れて行った。

「副社長、仕事中ですよ」

「構わない、さあ、乗って」

マンションに到着するとびっくり、大きいタワーマンションだった。

「凄いところに住んでいるんですね」

「気に入った?亜紀も一緒にここに住もうよ」

「それってプロポーズですか」

「そう取ってくれても構わない」

そこへこのマンションのコンシェルジュが挨拶して来た。
「東條様、随分早いお帰りですね、お客様ですか」

「水本亜紀と申します、副社長の秘書をさせて頂いております、どうぞよろしくお願いします」

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