ハーフな俺。後編(完結)

「大丈夫かよっ?

食べないと倒れるぞっ。

あっ、ちょっと待って。」

そう雅紀が言ったかと思ったら、鞄を探って

「ほらっ。これならいけんだろっ?!」

そう言って私に差し出してくれたのは、

エネルギー補給用のゼリー飲料。


「えっ、いいの?」

「うんっ。それ結構味もいけるしっ。飲みなよっ。」

笑顔でそう言ってくれる雅紀。
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