ハーフな俺。後編(完結)
それにしてもいつも美味そうに飯を食うリサが
どうしたんだろうって俺は気になっていた。
「なぁ、マリア。」
食堂にマリアと向かっている途中で聞く。
「ん?」
「あいつ・・・リサ、体調悪いのか?」
「ん? あぁ、違うっ。違うっ。
夏ばてだょ。日本の夏ってマジ暑いでしょ。
で、体がだるくてご飯物が食べれないみたい。
でも、朝はゼリーとか食べてるし、
夜も冷麺系なら食べれるみたいだから、大丈夫だょ。
ルイ、心配したっ??」
そう言って、俺の顔を覗き込むマリア。